慢性疲労症候群の症状
慢性疲労症候群の症状は、沢山あります。
一般の疲労と大きく違うところは、休んでも疲れが取れないところにあります。
慢性疲労の疲労ということですが、身体的に、精神的に、両方で激しい疲労があります。
その程度として、自力で動ける程度から、寝返りもうてないほどの重症ということもあります。
痛みは、特徴として、赤みや腫れがないということと、関節の痛み、移動性の筋肉痛や、頭痛、喉の腫れ、腹痛、顔面筋疼痛症候群や顎関節症候群があります。
そして、知的活動に障害が出て、記憶力の低下、健忘、思考力の低下や混乱があります。
色んなものに過敏になり、もともとあったアレルギーの悪化、明るいものに対して過敏になったり、音や食べ物、化学物質に対しても過敏になったりします。
体温もなかなか自分で調節が難しくなり、悪寒、暑くないのに暑く感じたり、微熱が続きます。
不眠や過眠があり、はっきりした夢を見やすいそうです。
そして、感情の起伏が激しく、興奮したり、不安になったり、抑鬱や、錯乱などがあります。
中枢神経にも障害が出やすく、筋肉の痙攣や、アルコール不耐性、耳鳴りがしたり、筋力が低下したり、視力の変化があります。
全身にしても、朝こわばったり、口内炎があったり、頻尿、体重が変化したり、甲状腺の炎症、動悸や息切れ、低血糖の発作らがあります。
しかしこれらはあくまで総合的に判断してのことなので、全部が出てくるなどということはありません。
ただの疲労ということも大いにありますので、自己流で判断せず、病院に行くことをおすすめします。